立花商店街の夏祭り

今日は印鑑屋の芳文堂は定休日という事もあり、近所の立花商店街の夏祭りに行ってきました[:にぱ:]
入り口から凄い人の数で、午前中に降っていた雨が嘘のように晴れてすごく暑かったです。
犬を抱いていたのでもう汗ダラダラでした。

地元の市立尼崎高校の生徒さん達が出店をしてたり、ブラスバンドの演奏をしてたりと、子供たちはもちろんの事、大人も楽しんでいるように見えました。

あと驚いたのが、コープの駐輪場が動物園に・・・ポニーやペリカン、大きな亀・・・それにペンギンまでいました[:ぎょ:]

名前は「ぎんちゃん」と書いてありました[:にひ:]
地元の商店街主催という事で規模は大きくありませんでしたが、市立尼崎高校の生徒さんの一生懸命な姿を見て本当に素敵な気持ちになりました[:ピース:]

【印鑑・開運印のお店 芳文堂】

印鑑の大きさ・サイズについて

個人で使用する印鑑には実印・銀行印・認印・訂正印等がございますが、決められたサイズというものはございません。
例えば実印の場合ですと、一般的な市町村におきましては「印面の直径が8mm以上24mm以内」という規定がございますが、かなり広い範囲で登録出来るようです。
一般的なサイズですと、男性用の実印(フルネームの彫刻)では16.5mmまたは15.0mmでお作りいただいている方が大半だと思います。ただ、男性用の実印は16.5mmが一般的だという事で、苗字のみの実印を16.5mmで作るととても大きく、一般的なサイズからは外れてしまいます。
これは、目の錯覚として、同じサイズであっても文字数が少ない場合や画数の少ないお名前の場合には印鑑は大きく見えるという特徴があるからです。
下記の印影は同じサイズになりますが、文字数の少ない右の印影の方が大きく見えるのではないでしょうか?

もちろんサイズに関しましてはお好みもございますが、もし印鑑のサイズをお迷いの方は文字数や画数の多い少ない等も考慮されてみてはいかがでしょうか[:ピース:]
また、参考までにですが、身近に印鑑がなく、印鑑のサイズが比較出来ないという方は、紙幣に15.0mmと13.5mmの印鑑が捺印なれておりますのでご確認いただけましたらと思います[:閃き:]

印鑑の一般的な大きさは下記の通りです。

琥珀の印鑑について


印鑑の材料の一つに「琥珀(こはく)」という材料がございます。
琥珀とは木のヤニが地中に埋没し固化したもので、昔から宝石として扱われてきました。
※当店のインターネットサイトではプラスチック樹脂と混ぜたものを「琥珀樹脂」として販売させていただいております。
店頭のディスプレイにはプラスチック樹脂の含まれていない本琥珀の印鑑もございまして、琥珀樹脂とは色合い等も全く異なります。(上記の写真の上が本琥珀、中央が琥珀樹脂です)
そして、下の写真がシープホーン(羊)の印鑑なのですが、このシープホーンが本琥珀の印材と非常に良く似ております。本琥珀もシープホーンも固体差により色合いが多少違う事もあり、正直私の目では全く違いがわかりません。
本琥珀は非常に高価ですので、お探しの方はどうぞご注意下さいませ。

芳文堂の名前の由来

現在は法人になり有限会社芳文堂(ほうぶんどう)となっておりますが、元々のお店の名前は「原芳文堂」でした。
私の祖父に当たる「故・原 勇喜豊」がはんこ屋を始めたのですが、祖母の名前が「原 芳恵」・・・そうです、おじいちゃんが最愛の妻であるおばあちゃまの名前からお店の名前を決めたのです[:にひ:]
祖父は本当に無口な人で、あまりお話をした記憶もなく恐い印象がありましたが、このエピソードを聞いて心が温まりました。
いつも首を傾けて小さな印鑑をじっと見ながら仕事をしてるおじいちゃんとお父さんを見て、印鑑屋というと若い時は少し地味な印象を持っていましたが、今、私も印鑑を彫刻するようになり、小さく思えていた印鑑が本当に大きく感じています[:ピース:] (原 巧)