印鑑・はんこ」カテゴリーアーカイブ

印鑑の朱上り


象牙やオランダ水牛の印鑑は永年使用していくうちに印面から朱肉の朱色が染み込み、だんだんと赤みがかってきます。
これは印相上「印鑑に朱が上(のぼ)る」と言い、ご自身の分身である印鑑に朱(血液)が流れるという事で大変縁起の良い状態でございます。
永年付き添った証でもあり、愛着を持ってさらに末永くご使用、お付き添えいただけましたらと存じます。[:にぱ:]

印相から見る印鑑の意味

この世のなかには様々な「相」が存在しますが、印鑑にも印相という相がございます。
易学・・・という事になると思いますが、元々は姓名判断で凶名の場合でも改名をせずに運勢を良い方向に転換するという事で昔から考えられております。
また、印相では印鑑をご自身の分身と考えます。

一口に印鑑と言いましても訂正印や落款印など色々な種類がございますが、一般的な例として考えますと個人では実印・銀行印・認印の3種類の印鑑をお持ちになられている方が多いと思います。(兼用されている方は1~2本ですね)
この実印・銀行印・認印にも、実印はご自身を守る「守護の印」、銀行印には「財産を守る印」、認印には「人間関係を円滑にする印」とそれぞれ意味合いがございます。
また、印鑑の使い始めに関してご質問いただく事がございますが、ご本人様が初めて印鑑をご使用になられるお日にちがその印鑑に魂が込められた誕生の日という事になりますので、この使い始めのお日にちを「大安」や「先勝」の午前中等のよい日にすると良いと考えられておりますので参考までにご紹介をさせていただきます。
印鑑は私達にとって道具のひとつではございますが、昔から伝わるこの印相によって皆様の開運へのお手伝いが出来ればと考えております。(乱文失礼致しました)[:にぱ:]

印鑑屋の資格について

印鑑の彫刻には技能検定により一級・二級等の国家検定制度がございます。一級の受験資格は7年以上の実務経験が必要で実技と学科の試験になります。
一級に合格しますと労働大臣より「一級印章彫刻技能士」の称号が与えられます。
当店の印鑑彫刻士の原 肇も「一級印章彫刻技能士」でございます[:にひ:]

但し、はんこ屋を始めるにあたり、必ずしもこの技能検定制度に合格する必要はないのですが・・・[:ぎょ:]
現在は受験者も減っているようですが、長い実務経験に1日がかりの難しい試験に合格した者しか持てない権利ですので、安心という面では印鑑屋さん選びのポイントのひとつではないかなと思います。
[:にぱ:]

印章祈願祭 2008

昨日、9月28日(日)に京都の下鴨神社にて10月1日の印章の日を祈願し、「印章祈願祭」がとり行われました。
私もお客様からお預かりしておりました大切な印鑑を持ち参加させていただきましました。
天気はあいにくの曇り空でしたが、なんとか雨も降らずに無事に印鑑供養も済みました。
当日の様子を写真に収めてまいりましたので、参考までにどうぞご参照下さいませ。

また、処分にお困りの印鑑がございましたら、印鑑の供養にお持ちさせていただきますので、どうぞお気軽に当店までお送り下さいませ。(印鑑供養は無料ですが、当店までの送料はお客様のご負担にてお願い申し上げます)
証明書などは発行されませんが、E-mailにて当日のお写真をお付けして完了のご報告をさせていただきます。(次回は2009年9月末になります)
<印鑑のお送り先>
〒661-0025 兵庫県尼崎市立花町4丁目16-1(有限会社芳文堂 原宛)
Tel:06-6438-2987
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※印鑑供養をご希望の方はお手数ですがメモ用紙などで結構ですので、「印鑑供養希望」とお書き添え下さいますようお願い申し上げます。