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2009年度の印章祈願祭、印鑑供養が執り行われました

昨日(9月27日)に京都の下鴨神社にて10月1日の印章の日にちなんで印章祈願祭が営まれました。
今年は快晴で9月末日とは思えない程の暑さの中、全国から集められた古印鑑が神職様におはらいを受け供養されました。
私もお客様からお預かりしておりました印鑑を持ち出向き、当日の様子をカメラに収めてまいりましたのでお知らせをさせていただきます。



印鑑のサンプルを作成しましたが。。。

ホームページの更新用に象牙印鑑をサンプルとして彫ってみました。

印鑑に彫刻している文字は「徳川家康」です[:にひ:]
他に柘植で「豊臣秀吉」、黒水牛で「織田信長」も彫ったのですが。。。
あいにく今所有しているデジカメが接写機能15cm~の性能なので、アップで撮影しようとするとかなりぼやけてしまいます[:ぐす:] (撮影技術もないのですが)
上記は綺麗に撮れた方なのですが、これ以上は私の力では無理みたいです。
芳文堂のホームページ( http://www.hobundo.jp )も作成してからかなりの年月が経過しているので、そろそろリニューアル?なんて少し考えているので、今後の為にも接写機能の優れたデジカメがほしいなぁーと思いつつ、なかなか言い出せないでいます[:あぅ:]

印鑑の大きさ・サイズについて

個人で使用する印鑑には実印・銀行印・認印・訂正印等がございますが、決められたサイズというものはございません。
例えば実印の場合ですと、一般的な市町村におきましては「印面の直径が8mm以上24mm以内」という規定がございますが、かなり広い範囲で登録出来るようです。
一般的なサイズですと、男性用の実印(フルネームの彫刻)では16.5mmまたは15.0mmでお作りいただいている方が大半だと思います。ただ、男性用の実印は16.5mmが一般的だという事で、苗字のみの実印を16.5mmで作るととても大きく、一般的なサイズからは外れてしまいます。
これは、目の錯覚として、同じサイズであっても文字数が少ない場合や画数の少ないお名前の場合には印鑑は大きく見えるという特徴があるからです。
下記の印影は同じサイズになりますが、文字数の少ない右の印影の方が大きく見えるのではないでしょうか?

もちろんサイズに関しましてはお好みもございますが、もし印鑑のサイズをお迷いの方は文字数や画数の多い少ない等も考慮されてみてはいかがでしょうか[:ピース:]
また、参考までにですが、身近に印鑑がなく、印鑑のサイズが比較出来ないという方は、紙幣に15.0mmと13.5mmの印鑑が捺印なれておりますのでご確認いただけましたらと思います[:閃き:]

印鑑の一般的な大きさは下記の通りです。

琥珀の印鑑について


印鑑の材料の一つに「琥珀(こはく)」という材料がございます。
琥珀とは木のヤニが地中に埋没し固化したもので、昔から宝石として扱われてきました。
※当店のインターネットサイトではプラスチック樹脂と混ぜたものを「琥珀樹脂」として販売させていただいております。
店頭のディスプレイにはプラスチック樹脂の含まれていない本琥珀の印鑑もございまして、琥珀樹脂とは色合い等も全く異なります。(上記の写真の上が本琥珀、中央が琥珀樹脂です)
そして、下の写真がシープホーン(羊)の印鑑なのですが、このシープホーンが本琥珀の印材と非常に良く似ております。本琥珀もシープホーンも固体差により色合いが多少違う事もあり、正直私の目では全く違いがわかりません。
本琥珀は非常に高価ですので、お探しの方はどうぞご注意下さいませ。