印鑑屋さんの広告等では印面が朱色に塗られている黒水牛や象牙の印鑑の写真がよく載っていますね。当店でも出来上がった印鑑の印面は朱色にしてお客さまにお渡しさせていただいております。
この朱色、実は書道に使う朱墨を塗っているのです。当店では下の写真の小指ほどの大きさの朱墨を使用しているのですが、なかなかのお値段なんですよ[:ぎょ:]
まぁ、お値段の事はさておき、なぜ印面を朱色にするのかと言いますとお客様に容易に文字を確認していただくという理由もございますが、一番の理由は彫刻士が印鑑の仕上げ作業で文字を確認する為にどうしても必要なのです。[:ピース:]
印面の朱色がお気に召さない場合には墨ですので水で洗い流す事が出来ます。但し木材の印鑑の場合は水は大敵ですので、絶対に洗い流さないで下さい。
印鑑の朱について
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